遊戯王カードにもなっている「もうやんカレー」でライフポイントは本当に200ポイント回復するのか検証してみた(実食レビュー)

レトルト食品

どーも!vekshinです!

前回に引き続き、レトルトカレーの第二弾ということで、もうやんカレーをレビューしていきたいと思います!

日本で生まれて世界中にプレイヤーが居る遊戯王オフィシャルカードゲームにも実際にカードとして採用されるなど、思わぬ方面でも存在感を発揮しているカレーということで期待も食欲も高まっております!

パッケージが黒い。高級レトルトカレーのパッケージは黒いという不文律があるのか!?

アパ社長カレーとは打って変わってシンプルなパッケージ。商品名とロゴと特徴が簡単に書かれています。覗いている人は一体だれなのか!?とシンプルな中にも刺さる演出があるところが心憎い(憎らしいほど感心させられるというプラスの意味)ですね。

グルテンフリー、化学調味料不使用と記載されているカレーも珍しいと思いますが、実はこれ、もうやんカレーの成り立ちに理由があります。

もうやんカレーの店長である辻さんは、幼い頃に父が激務で倒れられたのですが、食事療法によってみるみるうちに回復したという経験があるそうです。大手ゼネコンの幹部だったその父は、なんと仕事を辞めてオーガニック専門店を始め、幼い辻さんはオーガニック食品を食べて育ちました。

それから時が経ち、辻さんがスポーツジムのインストラクターなどをしていたときに、会社の寮で「時間のない中で食べることが出来て、なおかつ栄養バランスの取れた食事」を考えながら自炊していたときにできたのが、もうやんカレーの原型。だから健康志向な文言がパッケージに書かれてるんですね。

ここまで真面目な話(いつもはしないのに、どうした!?って自分でも思った)でしたが、いくら健康に良さそうでも肝心の味はどうなの?っていうのが問題です。vekshinは自分の健康よりも美味しいかどうかを重視する食欲中心の生き物なので、味が美味しくなければ問答無用で低評価をするクソコギ野郎なのです!

というわけで、製造者を調べてみました。製造は株式会社にしき食品が手掛けています。「世界の料理をカンタンに。」をスローガンに、カレー、リゾット、スープ、パスタソースなど、素材にこだわった高級なレトルト食品を専門に扱う会社で、「NISHIKIYA KITCHEN」という名前で自由が丘などに実店舗を持っています。

もう5年以上も前に、実店舗に足を運んだことがありますが、洒落た外観で中に入ってみたところ、ズラッとカレーが並んでいるギャップに驚いた記憶があります。当時はコロナなんて無く、試食もできたし味も美味しかったので大満足でした。(ついつい1袋買ってしまったような遠い記憶)

となると、かなり本格的な仕上がりになっていそう! 逸る気持ちを抑えながら外箱を開封すると

Rってなんだろう。リターンズか!?いや、ルーだろ!!と思って(一人暮らしだとこのような悲しい一人ボケスキルとか独り言とかが身に付きます。よいこのみんなは気をつけようね!)ネットで調べたところ、カレールーは英語で「curry sauce mix」って言うらしいので、レトルトって意味の「ready-to-eat」「ready-made」の略かな?

銀色に輝くパッケージ。いいシルバーですね!

そして中身をドドーンと皿に投入した様子がコチラ

美味しそうですねえ、うねってますねえ! 早速電子レンジに頑張ってもらいたいと思います。

あたため時間は500Wで約2分。アパ社長カレーではかなり幅がありましたが、こちらは一般的な表記で安心しました。

2分温めたらこんな感じに。ちょっとぷつぷつして若干膜が張ってるけど、きっとこんなもんでしょう。

よく見ると黒い粒のようなものがところどころに見えるので、これが軽く20種類以上入っているというスパイスでしょうね!さっそくいただきま~す!

うん、おっ辛い!でも燃えるような辛さと言うより、じ~んとくるタイプの辛さですね。舌に辛さはあるけどもう無理って感じじゃない。スパイスが沢山入ってるので、てっきり「インド的本格風味でパンチはあるけど癖が強い感じ」かなあと危惧していたんですけど、確かにスパイスの風味は感じるし、新鮮なカレー体験ができるけれども、不思議ともっと食べたくなるような、飽きのこない味に仕上がっています。うーん、これは行列ができるのも納得。

ちゃんとしたポークが入ってる!!

具材もしっかりとしたポークが入っていて、お肉を食べてるぞ!と感じられる内容。

しかもありがたいことに、美味しいだけでなく煮詰めた野菜と果物を通常の欧風カレーの3倍使用していて、漢方や薬膳でも使うスパイスが使用されているということで、レトルトでも罪悪感がない!さらにグルテンフリーで小麦粉がだめな人でも大丈夫(カレーは通常、小麦粉でとろみをつけるそうです)。それからトイレ効率も上がるとのことです。(残念ながら、もともと効率高めのvekshinには変化はありませんでした。)

味がうまいのに体にもいいというのは、これはもう魔法と言って差し支えない! そして健康に良いということは確実にライフポイントも回復・・・まさに遊戯王カードで再現された通りだ!

ただし、素晴らしいこの商品にも欠点があります。なんとお値段が1食600円! 高い、本当に高い!!

野菜や果実、スパイスをたっぷり使っているということもあり、原価が高いというこの商品、過去にレトルト化しようとしたら、メーカーに断られたこともあるそうです。

そう考えると高くはないのかもしれませんが、レトルトと考えると、庶民には高いのもまた事実。財布ポイント(つまりお金)が無いと厳しい!

レトルトカレーの値段は、グレードによって結構幅がありますが、比較的安価なグレードだと1食100円から高くても200円以内、中級だと概ね200円~400円、高級だとそれ以上で軽く1000円超えがゴロゴロいるというような印象ですが、もうやんカレーは中級に収まりきらない価格帯

というわけで、今回のもうやんカレーのvekshin的評価は・・・

星2つ!

正直に言って、味は文句なく美味しいし、体にも良いというコンセプトも良くて、グルテンフリーも個人的にだいぶありがたいのですが、600円という価格がどうしても気になってしまいました

というのも、味だけで言えば(もうやんカレーがすごく美味しいことは確かであるものの)この前ご紹介したアパ社長カレーと甲乙つけがたいし、今は各社から名店のカレーを再現したレトルトカレーもたくさん出ています。また、「体がよく動き体の調子が良くなる」が売りの一つですが、たまにしか食べられなかったら意味がないとも考えられます。

その上で、なお価格差埋めるだけの何かがあるかといえば、そこまでは言えないと感じました。

でも、誰かにプレゼントするならかなり良いんじゃないかと思います。というのも、自分で買うにはちょっと高いからなかなか買えないけど気になる商品だし、おそらくあまり食べたことのない新鮮な味わいが楽しめるし、しかもグルテンフリー・化学調味料不使用なので受け入れられやすい。

そして1食600円(3食なら1800円)という価格も、プレゼントとして考えると悪くない価格。今は無理かもしれませんが、コロナが終われば実際にお店に行ってみたいね、なーんて話題が広がるかもしれません。

ちなみにこのカレーはネット通販で購入可能ですが、今回ご紹介したポークを含めた8種類のカレーが入った在宅支援カレーセットが20%引きになっているので、気になる方は確認してみてください。(割引があるのは楽天市場)

以上、vekshinからの報告でした!

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